『Experience Cloud』が成長ドライバーに「Adobe」通期決算

『Illustrator』『Photoshop』などのツールを数多く展開する「Adobe」が12日、通期決算を発表しました。
2019年11月期の売上は111.7億ドルと、100億ドルの大台を突破。一方の営業利益は32.7億ドルで、+15.1%の増益。
Adobeはパッケージソフトから定期課金へ「クラウドシフト」を成功させた代表的な企業でもあります。今期は売上の89.5%は定期課金に。前年からさらに上昇しています。
世界中に使われているデザインツールで有名なAdobe。直近での成長を支えているのはどんな事業でしょうか。決算書類をひもといてみましょう。
Adobeの売上は、「デジタル・メディア」「デジタル・エクスペリエンス」の二部門がメインを占めています。