ヤフーによる買収の歴史を振り返る 〜過去に100億円以上を投じた企業は?〜
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先日、日本のインターネット業界を驚かせたのがヤフーによるZOZOの買収です。

ヤフーはTOBによってZOZO株式50.1%を取得し、連結子会社化する予定。時価総額(約2兆円)の1/5にも及ぶ巨額の投資を決断しました。

今回の買収がどれほど大きな意味を持つのか、ヤフーによる買収の歴史を投資額ランキングで振り返ってみましょう。

今回のZOZO買収が4,000億円でダントツの1位。実はヤフーは2006年のソフトバンクによるボーダフォン買収時(総額2.1兆円)に1,200億円を出資していました。

2015年末にはOTA「一休」を約1,000億円で買収、2012年には対立騒動で話題となった「アスクル」と資本提携(2015年に保有比率44.4%となり連結子会社化)するなどオンライン・ショッピング領域への巨額投資が目立ちます。

また、ランキング下位には金融系も数多くランクインしていることも特徴的。それぞれの買収を順番に振り返ってみましょう。

投資額1位:ZOZO 約4,000億円(2019年9月)

過去最大4,000億円を投じるZOZO買収にあたり、ソフトバンク・グループとしてヤフーに課せられた至上命題は「国内EコマースNo.1」です。

eccLabの調査から国内ECの現状をチェックしてみます。

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