【2016年3月期】参天製薬の業績
参天製薬

2016年3月期の売上収益は1953億円、税引前当期利益が795億円。

事業区分は医療用医薬品や一般用医薬品を扱う「医薬品事業」、医療機器などを扱う「その他の事業」からなる。連結従業員は3463人おり、そのうち3288人が医薬品事業に従事。

国内医療用眼科薬が主力であり、緑内障・高眼圧症の「タプロス点眼液」「コソプト配合点眼液」は、それぞれ91.6億円、112億円を売り上げている。

角結膜疾患治療剤領域では、「ヒアレイン点眼液」「ジクアス点眼液」がそれぞれ145億円、89億円ほどの売上。

売上高の内訳

売上高1953億円のうち、眼科薬が1725億円を売り上げ、全体の88.4%を占める。一般用医薬品は110億円で5.6%。


続いて、地域ごとの売上高。

日本で1418億円を売り上げ、72.6%を占める。欧州で256億円(13%)、米州は53億円(2.7%)、アジアで226億円(11.6%)の売上。