7期連続で売上が増加! 近畿圏に特化して自社分譲マンションを販売する「日本エスリード」
今回はマンションの販売を手がける「日本エスリード」(証券コード:8877)について見ていきます。売上が年々伸びている不動産業系で注目すべき企業です。
1992年の設立以来、25年以上近畿圏に特化してマンションを販売。過去20年累計での近畿圏新築マンション供給数は第1位です。
通常マンションの販売会社は営業活動のみが業務で、設計や施工は外部に委託することがほとんど。しかしエスリードは自社で建設した分譲マンションを販売しているという特徴があります。
2012年には「森トラスト」と資本提携業務契約を締結。これまで単独では取り組めなかった再開発などの大型案件などにも事業を広げていく方針です。
注目したいのが近年の営業成績です。
18/3期売上は創業以来最高で483億円。今期で7期連続の売上増加を達成しました。営業利益は68億円で、同じく最高値を更新しています。
14/3~15/3期は2014年の消費税8%増税前の駆け込み需要の反動を受け、売上は横ばいで推移。しかし16/3期は海外富裕層によるインバウンド投資や国内富裕層の相続税対策などで投資需要が高まり、売上は21.8%増加しました。
設立以来、最高の業績となったエスリード。その背景にはどんな理由があるのでしょうか?
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