【2016年12月期】クボタの業績
2016年12月期の売上高は1兆5961億円、税引前利益が1970億円。
事業の概要は次の通り。
機械
主にトラクターや田植機、芝刈り機などの農業機械・農業関連商品、エンジン、建設機械、電装機器の製造販売。
水・環境
パイプ関連製品(ダクタイル鉄管、合成管、ポンプ、バルブなど)、環境関連製品(各種環境プラントなど)、社会インフラ関連製品(素形材、スパイラル鋼管など)の製造販売。
その他
物流・金融などの各種サービスや屋根材、外壁材の販売など
連結従業員38291名の内訳。73%にあたる27948名が機械部門、18.8%にあたる水・環境部門に7207名がに従事。
売上高1兆5961億円の内訳。機械部門が1兆2721億円を売り上げ、全体の79.7%を占める。水・環境部門は2945億円(18.5%)。
さらに詳しい売上高の内訳。
全体のうち、64.7%にあたる1兆323億円が農業機械・エンジンの売上。続いて建設機械が2130億円(13.3%)、パイプ関連が1705億円(10.7%)と大きい。
地域別の売上高。日本は5514億円で34.6%を占める。その他、北米が4799億円(30%)、欧州が1925億円(12%)、日本以外のアジアが3060億円(19%)の売上。
当年度の研究開発費は430億円であり、セグメントごとの研究開発活動の概要は次の通り。
機械(研究開発費331億円)
1. 担い手農家向け普通型コンバイン「ERH450」の開発
2. 直進キープ機能付田植機の開発
3. 国内向け大型トラクタの開発
水・環境(研究開発費56億円)
1. 低価格耐震型ダクタイル鉄管「NECS(ネクス)」の開発
2. 大型コンパクト浄化槽「KTZ型」の開発