ドンキとの取引が94%⁉︎上場廃止の危機から復活した日本アセットマーケティング
今回は「日本アセットマーケティング」(証券コード:8922)を紹介したいと思います。(2018年度有価証券報告書)
日本アセットマーケティング(以下、JAM)は2012年、上場廃止に関する猶予期間に入りながらも、現在は復活を遂げている波乱万丈な歴史の会社です。まずはその歴史から見ていきましょう。
JAMの源流であるアイディユーコム・ドットコムは大阪で不動産のオークション事業などを行なっていました。2010年にジアースに会社名を変更し、Googleと連携してGoogleマップを用いた不動産情報の提供サービスを主軸に据えるようになります。
しかし、収益性の低さを理由にGoogleが不動産連携サービスを中止すると、ジアースは上場廃止の危機に瀕するほどに売上が減少してしまいました。
それでも2015年3月期には売上133億円と劇的な復活を遂げています。