粉飾会計による倒産で35億円失う!50歳目前でゼロからServiceNowを創業したフレッド・ラディ(前編)
今回取り上げるのは、「Workday」とほとんど並んで4番目に大きなSaaS企業「ServiceNow」の創業者、フレッド・ラディ氏についてです。
ServiceNowも日本ではそれほど知られていないとは思いますが、今や四半期売上6.7億ドル、2018年の売上は25億ドルを超える見込み。
Salesforce、Adobe、Workdayに続いて4番目に売上の大きなSaaS企業となっています。
時価総額は300億ドルをゆうに超え、Forbesの「もっとも革新的な企業」ランキングでは名だたる企業を抑えてトップに輝いています。
そして驚いたことに、創業者のフレッド・ラディは50歳を目前にしてゼロからServiceNowを起業した人物です。
その直前までCTOを務めていたペレグリン・システムズ(Peregrine Systems)は粉飾決算が理由で破綻しており、3,500万ドル(35億円以上)もあった個人資産は一晩にして消滅。