GoogleへのOEMで業績回復!電子ペンで世界トップシェアを占める「ワコム」
今回は、電子ペンを製造する「ワコム」(東証1部:6727)についてまとめていきたいと思います。
(ワコムHP)
ワコムは、創業者の村上東氏によって1983年に設立されました。
社名の由来は「ワールド」「コンピューター」とのことで、ワコムの「ワ」は日本語の「和」の意味が込められており、「人とコンピューターの調和」を表しています。
1984年に世界初のコードレス・ペンタブレットを発表。
1987年には、ワコムの電子ペンがディズニーの映画「美女と野獣」の製作に採用されます。
2005年、東証一部に株式を上場。
そして2011年にワコムの電子ペン技術がサムスンのスマートフォンに採用。
現在、ワコムの電子ペンは、Googleの『chromebook』やサムスンの『Galaxy Note』に採用されており、電子ペンで世界トップシェア(80%)を占めています。
それではワコムの売上推移を見ていきましょう。