2030年度に売上10兆円を目指す!車載モーターを中心に売上成長を続け世界一を狙う「日本電産」
今回は「大ボラ三兄弟」の長男こと永守重信氏が会長兼社長を務める「日本電産」についてまとめます。
始まりは1973年で、会長の永守重信氏らにより、京都市の小さなプレハブ小屋で4人の社員とともに創業。
精密小型から超大型まで、あらゆる種類のモーターを手がける、総合モーターメーカーとなっています。
業績推移を見ると、売上高1兆1993億円、営業利益1403億円と大きく成長しています。
日本電産といえばやはり創業者であり、名経営者として知られる永守氏のキャラクターが強烈です。
同社の「三大精神」の一つである「すぐやる、必ずやる、出来るまでやる」などの言葉が有名ではありますが、実際に日本電産の事業について理解している人は少ないのではないでしょうか。
今回は、日本電産の事業について整理した上で、同社の決算数値や今後の方向性についてまとめてみたいと思います。
日本電産の事業内容は、冒頭で述べたとおり「総合モーターメーカー」です。