金融マンが愛用した「BlackBerry」の現在:ソフトウェア企業に転身して黒字化!
今回はかつてビジネスマンの間で大人気だった携帯端末「BlackBerry」の現在に迫っていきたいと思います。
(公式HP)
BlackBerryは1984年、「Research In Motion」という名前で創業されました。
創業者はカナダ・ウォータールー大学のMike Lazaridis氏とウィンザー大学のDouglas Fregin氏。
創業時はまだ二人とも工学部の学生で、Research In Motionは北米で初めて無線技術の開発に取り組んだ企業でした。
1990年、フィルムスキャン端末「DigiSync Film KeyKode Reader」を発表し、その2年後にスウェーデン発祥の無線技術「Mobitex」を活用した初の商用無線交換器を発売開始。
1996年に2者間メッセージ通信デバイス『Inter@ctive Pager』、1998年に『RIM 950 Wireless Handheld』と、立て続けに革新的なデバイスを発表します。
そして1999年、Eメールシステム『BlackBerry』の提供を開始。
端末名というイメージが強いBlackBerryですが、実はもともとEメールシステムの名称でした。