海外売上が前年の3倍!インバウンド需要で美顔器が爆売れ「ヤーマン」2019年4月期1Q決算
美容機器や化粧品を販売する「ヤーマン」の2019年4月期1Q決算が発表されました。
ヤーマンは美容機器や化粧品の企画開発、製造、販売を行なう美容メーカーです。
1978年、現会長の山﨑行輝氏がレーザーなどの先端電子機器の輸出入を目的に創業しました。
同年、自社の開発力を高めるために技術研究部門を設立。
これまでに開発した商品は900以上、取得済み特許数は260にのぼっています。
多くの人が自宅で利用している「体脂肪測定器」は、1985年にヤーマンが開発した特許技術に基づいて製品化されたもの。
ほかにも、1992年に「身体インピーダンス測定用プローブ(手で測定できる体脂肪計)」、2003年に「体内構成測定装置(自分の骨量を計測できるもの)」を生み出しました。
技術力を強みとするヤーマンですが、業績はどのように推移しているでしょうか。
1Q(5月〜7月)に売上が大きく伸びる季節性があり、今四半期は前年から24.9%増の76.2億円となりました。
営業利益は22.4億円で、36%の増益です。
1Qの営業利益率は年々上昇しており、今四半期は29.4%まで高まっています。
今回は成長が加速している美容メーカー「ヤーマン」の最新決算をチェックしていきます。
ヤーマンは美顔器などの自社製造以外に、化粧品の仕入販売やレーザーなど先端電子機器の輸入販売を行なっています。
製品別の売上構成比を見てみましょう。