中国初のAI英語学習アプリを提供!Google出身者が創業したEdTech企業「LAIX」が新規上場
AI英語学習アプリを提供する中国企業「LAIX」(ティッカーシンボル: LAIX)がニューヨーク証券取引所へ上場することが発表されました。
(公式HP)
創業者のYi Wang氏は清華大学で電子工学を学んだ後にアメリカへ渡り、プリンストン大学でコンピュータ・サイエンスのPhDを取得。
2009年からGoogle本社でキャリアをスタートさせ、Google Analyticsのプロダクトマネージャーなどを務めました。
その後、中国最大のアドテク企業「AdChina」(2015年にAlibabaが買収)を経て、2012年にLAIXを創業します。
華やかな経歴を持つWang氏ですが、LAIX誕生のきっかけは意外にも自身の失敗体験にあります。
Wang氏は留学生向け英語試験のTOEFLで満点を取得し、意気揚々とアメリカへ渡りましたが、マクドナルドのウェイターが彼の英語を理解してくれなかったそう。
中国人の同僚たちも同じように英語の発音に苦しんでいることに気が付き、同じ清華大学出身でGoogleの同僚だったHui Lin氏や開発者のBen Hu氏とともにLAIXを創業しました。
(参考)
Linngochampは2013年2月、中国初のAI英語学習アプリ『Liulishuo』(流利说) をローンチします。
登録ユーザー数の推移を見てみましょう。
2013年2月からわずか6か月で登録ユーザー数が100万人を突破し、驚異的な勢いでユーザー数を伸ばしています。