「リクルート」2018年度1Q決算:「Indeed」が2年で2倍超の増収、「Glassdoor」の買収など
人材輩出企業として有名な「リクルート」の2018年度1Qの決算が発表されました。
(決算説明資料)
まずは、売上収益の四半期推移を見てみましょう。
全体として着実に増加しており、今四半期は5,672億円となっています。
前年同期からの売上成長率を計算してみます。
2018年1Qでは19.6%ありましたが、今四半期では8.2%と低下しています。とはいえ、この規模ですから金額としてはかなりのものです。
売上収益をセグメントごとに見てみましょう。
売上収益としてもっとも大きいのは「人材派遣」で、全体のおよそ半分を占めています。
リクルートの昔ながらの事業は「メディア&ソリューション」に含まれますが、ほとんど横ばい。
HRテクノロジーは697億円と全体の占める割合は小さいですが、着々と増加してリクルートの売上収益を押し上げています。
前年同期からの成長率を計算してみると、HRテクノロジーだけ飛び抜けて成長していることがわかります。
今回のエントリでは、リクルートのHRテクノロジー事業の状況を中心にまとめてみたいと思います。
オンライン求⼈情報専⾨検索サイトを運営している「Indeed」がHRテクノロジーのメインとなっています。