2018年Q1決算で株価暴落!収益性の高い婚活事業を持ちつつなぜか低収益企業ばかりを買収する「IBJ」
IBJ

今回は、婚活業界大手の「IBJ」についてまとめます。

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創業者の石坂茂氏は、1971年東京都生まれ。

石坂氏は、高校生の頃から「天下国家に関わる仕事がしたい」「国益に貢献する仕事をするべき」という考えがあったとのこと。

東大経済学部を卒業したのち、1995年4月に日本興業銀行(現みずほコーポレート銀行)に入行。

1999年、日本興業銀行が富士銀行や第一勧銀と経営統合するタイミングで退職。

そして2000年に一念発起して「ブライダルネット」を設立します。

2003年ヤフーの要請により傘下入り。

2006年MBO(経営陣買収)を実施し「IBJ」を設立。

自身のファーストキャリアである「日本興業銀行」の英語名、The Industrial Bank of Japanの頭文字をとって「IBJ」という名前にしたとのこと。

2009年合コンセッティングサイト「Rush」による飲食店送客事業を開始。

2012年 JASDAQに上場したのち、2014年に東証二部、翌年には東証一部に指定されています。


まずは業績推移から見ていきましょう。

2011年の売上高は18億8400万円でしたが、2017年には94億6185万円にまで増加。 

2016年の売上は53億円弱だったので、1年で80%ほど増収したことになります。

一方、営業利益率は2016年の21.09%から15.8%にまで低下しています。

株価もチェックします。

業績は堅調にも関わらず株価が暴落しています。

2018/2/23の1163円から2018/6/22時点で682円にまで下がっています。


IBJといえば「月曜から夜更かし」という番組で、桐谷さん(株主優待だけで生計を立てている投資家)が保有する銘柄としてテレビに出ていました。IBJの株主優待で婚活パーティに行っていたそうです。

今回のエントリでは、そんなIBJの事業内容について整理した上で、株価暴落の理由について考えていきたいと思います。


四種類の婚活サービスを展開

まずは現在の事業内容を見ていきましょう。

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