「ハローキティ」の生みの親!業績悪化の中で創業者の孫への世襲が噂される「サンリオ」
今回は「ハローキティ」「ぐでたま」など多数の人気キャラクターを抱える「サンリオ」について取り上げたいと思います。
1960年、山梨県職員だった辻信太朗氏が県の絹製品を販売する「山梨シルクセンター」を株式会社化して事業を開始しました。
しかし、本業の絹製品は売上げが伸びず、早々に失敗。
その一方、並行して行っていた小物雑貨の販売で成果を上げ、辻氏はこちらに活路を見出しました。
最初の成功は、花柄のイラストをあしらったゴム草履でした。
「雑貨に可愛いイラストを組み合わせれば売れる」と考えた辻氏は、本格的にキャラクターを活用したビジネスに乗り出していきます。