1437億円の土地を保有!プロ野球の開始とともに誕生した「東京ドーム」の歴史と決算数値まとめ
東京ドーム

プロ野球「読売ジャイアンツ」の本拠地として知られる東京ドームですが、運営企業は「東京ドーム」という会社です。

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創業のきっかけ:メジャーリーグ選抜チームの来日

1934年、ベーブ・ルースを中心としたメジャーリーグ選抜チームが日本を訪れました。

読売新聞社の正力松太郎氏は日本全国から有力選手を集めて代表チームを結成。

日本代表は16試合を戦い、結果は全敗。

そんな中、当時17歳の沢村栄治投手が8回1失点の好投を演じ、メジャーリーガーを驚かせました。

試合には負けたものの、メジャー代表チームに一矢報いたことで日本人の野球熱は大きく高まります。

これを受けて1936年に日本初のプロ野球リーグ「日本職業野球連盟」が始まりました。

プロ野球ができるも、良い球場がなかった

当時、東京周辺の野球場として「明治神宮球場」がありましたが、ここはプロ野球より先に日本の野球文化の中心となった大学野球の聖地でした。

東京六大学野球連盟の出資で建設された経緯もあり、発足したばかりのプロ野球が使うことはできませんでした。

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