成長を支えている要因は何か?成長を続ける「GMOペイメントゲートウェイ」の増収要因を分解
GMOグループで決済ソリューションを提供する「GMOペイメントゲートウェイ」の2018年9月期上半期(2Q)決算が発表されました。
(決算説明会資料)
上半期の売上は125億円、営業利益は32億円に達し、前年から25%の増収と50%前後の増益となっています。絶好調ですね。
今回のエントリでは、GMOPGの「売上収益」の変化に着目し、その中身がどうなっているかを分析してみたいと思います。
まずは、全体の損益推移を四半期ベースで見てみましょう。
今期(2018/9期)からIFRSへの変更により、会計基準を変更していますが、グラフで見る限りその影響はそれほど大きくはありません。
それ以上に大きな変化が見えるのは2017/9期上半期の急激な売上高の増大です。
この時期に一体、何があったのでしょうか?当時の決算説明資料を見てみます。
『ZOZOTOWN』などで導入された後払いサービス『GMO後払い』の影響が大きく、フィー(手数料)売上とスプレッド売上が増大したことが分かります。