ファイザーについて調べようと思ったら、非常に便利なページ(なぜファイザーに投資すべきか)があったのでまずはこちらをまとめてみよう。
ファイザーは研究ベースのグローバルなバイオ医薬品企業。化学と世界中のリソースを使って、ヘルスケア製品の発見、開発、製造を通じて、人々の生活を大きく改善する治療を実用化する。
ファイザーのグローバル・ポートフォリオには医薬品、ワクチン、そして多くの世界的に有名な消費者向けヘルスケア製品が含まれている。
2011年にファイザーの変革を開始して以来、変わらない4つの戦略的課題がこちら。
価値が高く、差別化された医薬品やワクチンを作るバイオ医薬の研究開発における革新能力を改善する。
リソースを株主にとって最大の長期リターンが見込める方法で投資し、配分する
治療におけるブレイクスルーを起こし、アクセスを改善し、ヘルスケアにおける対話を進め、責任感のある企業市民として振る舞うことで、社会からの尊敬を勝ち取る
同僚たちが自分たちをオーナーとしてみなし、問題を直接的なやり方で解決し、オープンで率直な会話を重視し、課題や機会に対してチームで取り組む文化を作り、維持する。
ちょっと抽象的すぎるが、要するに
・これまで通り、研究開発を中心に業界をリードし続ける
・株主の長期リターンを重視し、資本を賢く配分する
・社会的なプレゼンスを高める
・企業文化をいい感じに保つ
ということかな。
・5つの製品が認可された
・6つの承認申請
・パイプラインのうち、39の化合物が発展した
・現在の製品パイプラインに96のアセットがある
・160カ国、世界中に63の製造拠点と96500人の従業員
・株主に対して123億ドルの価値を配当と自社株買いによって返還
・配当金は一株あたり1.28ドル
・売上高は528億ドル
がん:Merck KGaAやIBMとの協業でがん免疫における強いキャパシティを作っている
ワクチン:髄膜炎菌性疾患を予防するワクチンに関して2つの規制マイルストーンをEMAとFDAから受け取った
抗感染薬:業界最大となる80のグローバル・ポートフォリオを保持
バイオシミラー:3つの製品と14のバイオシミラーがパイプライン上に
以下はどちらかというと、非営利事業の実績。
・2.5億ダースもの「Prevenar 13®」がワクチン・アライアンス「Gavi」に運ばれ、45の低所得国家で乳幼児を守っている
・1.2億ダース以上のアンチ・バイオテック「Zithromax®」が「International Trachoma Initiative」を支援するために寄付され、世界で一番多い予防可能な失明と戦っている
・「Pfizer RxPathways®」を通じ、米国において25万人を超える患者が医薬品を無料、あるいはかなり割安に手に入れている