2020年版「バフェットの手紙」から読むバークシャーハサウェイの構造的強み
バークシャー・ハサウェイ

2月28日、バークシャー・ハサウェイが2020年版の株主向け書簡を公開した。投資家ウォーレン・バフェットの「手紙」として知られる資料だ。

かねてよりメディアに定期的に顔を見せていたバフェットが、2020年3月のパンデミック拡大以来、めっきり音沙汰がなくなった。

ウォーレン・バフェット、御年90歳。半世紀以上にわたってマーケットを見てきた著名投資家は、世の中をどのように見ているのか。今回の記事では、手紙中からポイントだと感じた部分を抽出していく。

その中で浮かび上がったのは、バークシャー・ハサウェイというコングロマリットの構造的な強みである。バフェットは自らのキャリアを振り返りながら、その秘密について語っている。

投資先に蓄積される大きな内在価値

2020年、バークシャー・ハサウェイは425億ドルもの「稼ぎ(株主に帰属する純利益)」を生み出した。

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