こんにちわ。ぶんせき君です!本日はイオン内のアミューズメント施設を運営しているイオンファンタジー(4343)を紹介します。
イオンファンタジーはイオンが65%の株式を保有する企業で、ショッピングセンター内にアミューズメント施設を運営している企業です。
イオンのアミューズメント施設というと、子供の数も減っており成長のイメージは正直持ち難かったですが、実は売上高を順調に拡大させています。近年では大きな投資も行っており、成功すれば業績が大幅に伸長することが期待できます。
その確度が高いのか?低いのか?それを探るために今回は分析を行います。そのなかで調べれば調べるほど、同社の取り組みとその結果、そして積極的な投資の姿勢には本当に感心させられました。正直サラリーマン社長でここまで出来るのかと思ったほどです。
まずは会社の沿革を把握しましょう。
イオンファンタジーの歴史
1997年ジャスコ株式会社(現イオン株式会社)から58店舗を譲り受け、同社は設立します。 1999年に直営店舗100店舗を達成、2002年に現在のJASDAQに登録し、東証二部上場を経て2005年に東証一部上場を果たします。
2007年には中国北京に拠点を設立し海外に初進出。2011年、2012年と立て続けにマレーシア、タイに拠点を設立します。2014年にはフィリピンに進出し、同年には500店舗を達成。
翌年2015年には、ダイエーグループのアミューズメント施設運営企業である株式会社ファンフィールドと合弁し、2016年には800店舗を達成します。店舗数の増加に合わせて成長してきたといえるでしょう。
13/2期は売上高448億円、営業利益34億円でしたが、直近の17/4期は売上高650億円、営業利益37億円まで拡大しております。利益率は13/12期に7.6%でしたが、直近では売上高の拡大効果が大きく5.8%に留まっております。