マネーフォワード3Q決算:法人向け続伸、買収も上乗せで中堅向け強化へ
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マネーフォワードが10月15日に発表した2019年12〜2020年8月期決算は、最終損益が15億6,100万円の赤字だった。売上高は前年比61.3%増の79.7億円と高成長が続く。営業損失は16億円と大きかったが、前年比では改善した。

四半期ごとの推移を見ると、少し異変も起きている。2020年6〜8月期の売上は前年比47%増の27.6億円。前四半期比で見ると減収になったのだ。

一方で、営業損失は3.6億円と、2Qに比べ大きく改善した。

マネーフォワードは上場以来、高い成長を続けてきた。クラウドサービス前半への期待値が高まる中で、同社の株価も年初来で65%以上高騰している。

果たして足元で何が起こっているのか、決算報告の内容を一つずつ確認しよう。

一部のフロー収益が減少、ストック収益は成長

マネーフォワードの事業は、法人向けクラウドサービスを展開する『Business』と、個人向け家計簿アプリなどを提供する『Home』その他いくつかの部門に分けられる。

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