Microsoft 4Q決算:PCからクラウドまで「ハイブリッド化」がキーワード
テクノロジー産業の巨大企業、Microsoftは7月27日、2021年4〜6月期(3Q)決算を発表した。
売上高は462億ドル(前年比21%増)と、この3四半期連続で加速。営業利益は191億ドル(同42%増)と、こちらも前年比での伸び幅が広がっている。
グループ全体の成長を牽引するのは、『Azure』を中心とするクラウド事業。一方ではゲーミング、セキュリティ、それから「LinkedIn」も、それぞれで年間売上100億ドルの大台を超えた。
世界最強のソフトウェア事業コングロマリットとも言うべきMicrosoftは今後の社会をどのように捉えているのだろうか。CEOのサティア・ナデラによる決算カンファレンスコールの発言を中心にご紹介する。