ツクルバ4Q決算:カウカモGMVが46%増、30億円の手元資金を用意し投資拡大へ
ツクルバが9月13日、2021年7月期本決算を発表。
主に提供するのは、リノベーション住宅の流通プラットフォーム「カウカモ」。コロナ禍による業績への影響は底打ちし、売上・売上総利益ともに大きく復調している。
「カウカモ」プラットフォームのGMVは286億円と、前年比で46%もの拡大。「年率40%以上の成長」として掲げていた期初目標を現実化させた。一方、売上高は16.2億円(前年比5.5%減)、営業損失は3.58億円(前年同期は1.5億円の損失)。
6月末には10億円の資金調達を発表するなど、長期成長に向けた体制を整える。ツクルバがどのように事業を伸ばそうとしているのか、直近の取り組みや今後の戦略について整理したい。