CrowdStrike 2Q決算:予想上回る高成長、Oktaらと4社連合を結成
セキュリティSaaSとして急成長を続けるCrowdStrikeが現地時間9月2日に発表した2020年5〜7月期決算は最終損益が2,990万ドルの赤字だった。
売上高については急成長が続き、前年比84%増の1億9,900万ドルにのぼった。営業損失(GAAP)は3,000万ドル、売上に対してマイナス15%という結果だ。
前回決算時点での売上予想は上限1億9,030万ドルだったから、予想上限を4.6%上回る結果だ。Non-GAAP営業損益についても780万ドルの黒字となり、予想上限だったプラスマイナスゼロを上回った。
会社予想を上回る決算となったCrowdStrikeだが、時間外株価は現時点で6.83%の下落となった。
市場からの評価はともかく、CrowdStrikeの急成長は続いている。足元どのような状況にあるのか、決算報告の内容を紐解いてみよう。
CEOのジョージ・カーツ氏は「新たに労働体制が分散化しつつあることで、レガシーなソリューションの寄せ集めは不適切になった」と自信を見せる。