リクルート決算:影響本格化で4月売上▲21%減も「投資余力は十分」
リクルートホールディングス

リクルートHDが通期決算を発表しました。

売上収益は2兆3,995億円(前年比+3.8%)、営業利益は2,060億円(同▲7.7%)。増収減益となりました。

売上構成を見ると、『Indeed』などを手掛けるHRテクノロジー事業で+30%の増収。売上4,200億円に達しています。

代表的サービスをいくつも手掛けるメディア&ソリューション部門は+4.8%となりました。人材派遣は海外が▲9%の減収。

オフライン領域を中心に幅広く事業を展開するリクルートHD。足元ではコロナ禍による大きな影響も顕在化しています。

リクルートHDには数多くの事業がありますが、そのうち一部に絞って足元の状況を整理します。

3月時点でも旅行カテゴリが大幅減速

まずは、今回決算の概況(3月までの動向)について確認しましょう。

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