「ZHD」決算:EC/PayPay中心に拡大、4月も巣篭もりで一部追い風
国内の大手ポータルサイト「Yahoo! JAPAN」などを手掛けるZ Holdingsが通期決算を発表しました。
売上収益は1兆5,294億円(前年比+10.3%)、営業利益は1,523億円(同+8.4%)。ZOZOの買収もあって、初めて1兆円を超える売上となりました。
セグメント売上をみると、コマース事業が7,405億円(前年比+15%)と成長を牽引。メディア事業は+2%にとどまり、横ばい近くなっています。
Z Holdingsは2019年度、PayPayへの投資継続や持株会社化、ZOZOの買収やLINEとの統合決定など、非常に多くの大きな意思決定を行ってきました。
そして2020年、世の中は急変している。そうした状況下でどんな取り組みを進めていくのか、決算報告の内容を整理します。
まずは、成長の柱となっているコマース事業です。