「吉野家」改装好調もコロナ影響でテイクアウト拡大へ:他飲食チェーンとも比較!
吉野家ホールディングス

大手牛丼チェーン「吉野家HD」が2020年2月期通期決算を発表しました。

売上高は2,162億円(前年比+6.8%)、営業利益は39.3億円(同38倍)。前年を大幅に上回る増益となりました。

セグメント売上をみると、主力の「吉野家」事業が売上1,117億円(前年比+7.8%)と牽引。うどんの「はなまる」も309億円(同+6.5%)と堅調です。

セグメント損益をみても、「吉野家」が+68.5%、「はなまる」が2倍など、軒並み増益に。赤字だった「アークミール」は2020年2月末づけで安楽亭への譲渡が完了しています。

周知の通り、COVID-19(新型コロナウイルス)の流行で人々が外出する機会は減り、飲食店は苦境に立たされています。

今回は、国内飲食チェーンの代表格とも言える吉野家HDが、どんな取り組みを進めているのか整理します。その上で、直近で出ている大手飲食チェーンの既存店売上についても確認したいと思います。

「吉野家」改装店の下期売上+14.8%

まず確認したいのは、足元における事業の状況です。

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