ドワンゴと経営統合したカドカワの事業セグメントと収益内訳
KADOKAWA

カドカワは、2014年10月にドワンゴと経営統合することで現在の体制となった。2016年3月期の売上高は2009億円、営業利益91億円。


事業区分は「書籍IP事業」「情報メディア事業」「映像IP事業」「ポータル事業」「ライブ事業」「モバイル事業」「ゲーム事業」「その他」の8つからなる。

書籍IP事業

書籍・電子書籍の出版と販売。(株)KADOKAWAなどで展開。

「鹿の王」や「オーバーロード」「僕だけがいない街」などがヒット。

情報メディア事業

雑誌の出版や雑誌・Web広告の販売。カドカワ(株)などで展開。

映像IP事業

DVDなどのパッケージ販売や映画の企画・製作・配給など。「艦隊これくしょん」などのアニメ作品などを販売。

ポータル事業

動画コミュニティサービスの運営など。(株)ドワンゴで展開

有価証券報告書だと「ニコニコ動画」って名言しないんだな。

ライブ事業

各種イベントの企画・運営、会場の賃貸など。(株)ドワンゴで展開

「ニコニコ超会議2015」は来場者数15万1000人となった。

モバイル事業

モバイルコンテンツの配信。(株)ドワンゴで展開

ゲーム事業

ゲームソフトウェアの販売。(株)角川ゲームスなどで展開

その他

音楽著作権の管理・運営や音楽などの製作・販売など


事業区分ごとの販売実績

グラフにしてみる。

書籍IP事業が778億円を売り上げ、全体の38%を占めている。

雑誌などを扱う情報メディア事業が280億円、映像IPが288億円の売上。

ドワンゴの事業であるポータル事業とライブ事業の売上はそれぞれ201億円、45億円ほどとなっている。