電子契約「DocuSign」4Q決算:リテンション拡大で成長率衰えず
電子署名プラットフォームのパイオニア「DocuSign」が4Q決算を発表しました。
四半期売上は2.75億ドルに達し、前年比+37.6%と高成長が続いています。2年前から増収率が全く鈍化していないのはスゴイところ。
同じく四半期の営業損失は△4,235万ドル。前年同期の△6,263万ドルから赤字の規模を大きく縮小させています。
DocuSignは電子署名・契約プラットフォームとしては代表的な存在ですが、直近では「Adobe Sign」を中心とした競合も目立っています。「契約」というプロセスはあらゆる企業が必要としますから、そのポテンシャルの大きさは明らか。
こうした中、DocuSignが足元でどんな取り組みを進めているのか、決算報告の内容を整理してみましょう。
まず確認したいのは、DocuSignを利用する顧客数などのデータです。