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29日に行われた自民党総裁選で、第27代総裁が岸田文雄氏に決定された。河野太郎氏との決選投票にもつれ込んだが、多くの議員票を獲得した岸田氏に軍配が上がった。
岸田氏は1957年生まれ、開成高校出身。
祖父、父親ともに衆議院議員で、広島に地盤がある。1982年に早稲田大法学部を卒業後、日本長期信用銀行に入社。それから5年後、父・文武氏の議員秘書となった。
1993年の総選挙で衆議院議員に初当選。1997年には全国の自民党員のトップたる「青年局長」に就任した。その後は文部科学副大臣(小泉内閣)、内閣府特命担当大臣(福田内閣)などを歴任。
2012年には池田勇人総理が創立した派閥「宏池会(こうちかい)」会長に就任。第二次・第三次安倍内閣では外務大臣を務め、2017年からは防衛大臣も兼任した。
岸田氏は壇上で「私たちは、これから衆議院総選挙、そして参議院選挙に臨んでいかなければなりません」と発言。
さらには「数十兆規模の経済対策、年末までにしっかりと作り上げなければなりません」と強調。その先には「新しい資本主義」「自由で開かれたインド太平洋の実現」「少子化対策」など、日本の未来に関わる重大な課題が山積していると呼びかけた。
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RPA領域におけるパイオニア企業の一つ「Blue Prism」がVista Equity Partnersによって10億9,500億ポンド(≒1,654億円)で買収される。ロンドン証券取引所の開示資料によって明らかになった。
重要な理由: パソコン作業を自動化するRPA(Robotic Process Automation) は今、最も注目されている領域の一つだ。市場規模は2023年に世界104億ドルに拡大することが予想されている。
Blue Prismは2001年に創業。2016年にロンドン証券取引所「AIM(Alternative Investment Market)」に上場し、自動化の波に乗って大きく売上を拡大させた。
競争が激化する中でアクセルを踏んだが、2020年の売上成長は大幅に鈍化。株価は2018年9月にピークをつけ、その後は半分以下に低迷している。
これに対して今年、年次株主総会では経営陣に対する疑念が高まった。その後、大株主の10名(議決権40%以上に相当)が経営体制の刷新、事業売却の可能性などについて検討するよう提案していた。
2020年のガートナーによる評価で、Blue PrismはUiPathやAutomation Anywhereと並んで「リーダー」企業として位置づけられていた。それでも単独での生き残りが難しいとなれば、今後も再編が進む可能性はある。
Vistaは2014年にデータ分析に特化した「TIBCO」を43億ドルで買収。Blue Prismの買収が成立したら、TIBCOと統合される予定だ。
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米国有数のベンチャー企業「Instacart」。2012年に誕生し、2年後には早くもユニコーン企業となった。2021年時点の評価額は390億ドルにのぼる。
Instacartが展開するのは、食料品スーパーの買い物代行プラットフォーム。シンプルな事業アイデアに聞こえるが、それまで大規模に成功させたものは一つとして存在しなかった。
脳裏に焼き付くような「大失敗」事例ならすでにあった。インターネットバブルを象徴する企業の一つ、「Webvan」だ。1999年に上場したときには3.75億ドルを調達しながら、2001年に倒産。2,000人もの従業員が職を失った。
米国の食料品スーパーは市場規模が大きい。調査会社のIBISWorldによると、2021年の市場規模は7,585億ドルにのぼるという。
こちらの記事では、巨大産業に果敢に挑戦したInstacartの創業ストーリーについてご紹介した。ぜひチェックしていただきたい。
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