おはようございます。 Appleは中小企業向けにアプリ配信手数料を現行の30%から15%に値下げします。
対象は売上が100万ドル(≒1億円)を下回る企業で、ベンチャー企業にとっては最大15万ドルの費用インパクトがあることに。当たり前ですが。
App Store手数料はここ何年も他のテクノロジー企業からの批判に晒されています。昨年は年間5,190億ドルもの取引(手数料のかからないEコマース含む)があったそうで、そのうち85%以上がサードパーティの手に渡ったとApple側は主張しています。
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孫正義社長は米ニューヨークタイムズ誌が主宰する「Dealbook Conference」に出席、自身が見ているものについて語った。
ソフトバンクグループは2020年3月、保有資産のうち4.5兆円を現金化する方針について発表した。当時のこの動きは、市場全体に対する短期的な悲観によるもの。
今では800億ドルもの現金を確保し、当初の目標に対して約2倍に及んだ。
イベントで孫氏は「次の2〜3か月で何が起こるかわからない。最悪のケースに備えているだけだ」とコメントした。
面白かったのは、孫氏がビットコインへの投資について語ったことだ。
彼は友人から「資産の1%はビットコインで持っておくべきだ」と強く勧められ、よく分からなかったが試しに数億ドルを投資してみた。
すると、その日から孫氏は乱高下する資産価値に気を取られ、5分おきに価格をチェックするようになってしまう。
あまりに気が散ってしまうので、5,000万ドルだか(詳しい価格は知らないというが)の損失を出して売り払ってしまったとのこと。
昨日も注目ベンチャーの新規上場承認が相次いだ。まず一社目はウェルスナビである。
2016年から資産運用サービス『WealthNavi』を開始。いわゆる「ロボアド」だ。翌年にはSBIグループと手を組み、SBI証券や住信SBIネット銀行から申し込みができるようになる。
その後もANA、ソニー銀行(ここまで2017年)、イオン銀行、横浜銀行、JAL、東急カード(ここまで2018年)、じぶん銀行、SBIネオモバイル証券、東京海上日動、北國銀行、小田急電鉄(ここまで2019年)と提携。
今年も東京スター銀行や三菱UFJ銀行、岡三証券などと手を組んでいる。
利用中のユーザーのうち、84%が満足しているという。一方で、ウェルスナビが成長したこの3〜4年は大きな上げ相場だった点にも指摘しないわけにはいかない。
多くは長期での資産運用が前提だとはいうが、実際に市場全体が軟調になった時、それが長引いたときに利用者がどう反応するかは注視したい。
逆に、その懸念さえ払拭できればかなり安定したモデルだ。日本の個人金融資産は1,883兆円、そのうち54.7%が預貯金で眠る。ウェルスナビが日本人の投資行動にどれだけ影響を与えられるか注目だ。
上場時発行済株数は44,967,649株、想定発行株価は1,100円なので、想定時価総額は495億円となる。
NVIDIAが先ほど発表した8〜10月期決算は、純利益が13.4億ドルとなった。前年比49%の増益である。
決算報告では、ソフトバンクグループからのArm買収についても言及。金額は400億ドルと巨額の取引である。
「これによってNVIDIAが有するAIコンピューティングプラットフォームと、Armの巨大なエコシステムが組み合わさることになる」とコメント。
買収は即座にNVIDIAのグロスマージンと一株当たり利益(Non-GAAP)を増加させる見込み。取引は2022年、暦上の第1四半期に完了するという。
英国ケンブリッジに世界的なAI研究所を設立することにも触れた。Arm本社がある場所である。両者の融合で何が起こるのか、現代人なら注目しないわけにはいかない。
Strainer
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