おはようございます。 連日、注目ユニコーン企業の新規上場の話題が相次いでいます。
昨日の記事でも触れましたが、その中でDoorDashとAirbnbは非常に対照的な二社。DoorDashは大きな追い風、Airbnbはとてつもない向かい風を受けました。
どちらの企業も過去10年を代表するベンチャーなのは確かです。次の10年はどのように明暗が分かれるか注視したいところ。
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昨日、Airbnbの新規上場申請書類が公表された。その中で2019年までの圧倒的成長と、2020年の苦戦が明らかになった。
取扱総額は2019年には約380億ドルまで成長したが、COVID-19拡大によって2020年3〜4月はマイナスに転落した。
これは、Airbnbの取扱総額(Gross Booking Value)がキャンセルを差し引いた純額で計上されているため。
Airbnbは2010年代、最も成功したベンチャーの一つ。2020年代は波乱の幕開けとなったが、目論見書では「長期的には以前の成長市場に戻る」と自信を見せる。
創業から直近の動向までを昨日の記事にまとめたので、興味ある方はご覧いただきたい。
文部科学省と厚生労働省が同日に発表したデータによると、今年度卒業予定の大学生の就職内定率は69.8%となった。
これは、2019年の76.8%から7.0ポイント低い値だ。リーマン・ショックの余波があった2009年以来では最大の低下となり、大学生をめぐる雇用情勢の悪化が顕在化している。
男女別では、男子大学生の就職内定率は68.8%(7.3pt低下)、女子は70.9%(6.7pt低下)となった。文系・理系別では、文系:68.7%(7.5pt低下)、理系:74.5%(4.8pt低下)となった。
地域別では関東地区が最も高く、74.4%(6.1pt低下)となっている。
中国Huaweiがサブブランド「Honor」を売却するという噂が現実となった。
声明では「Huaweiのコンシューマ事業は凄まじい圧力を受けている」と言及。モバイル事業で必要な技術的要素を利用できないことにも触れられた。
これは米国の制裁により、米国製の装置を使って半導体を製造できなくなったことを意味する。
売却によってHuaweiの販売パートナーがこの難局を乗り切るのに役立つと説明。完了するとHonorとの資本関係は完全になくなり、意思決定に関わることもないという。
Honorは2013年より開始され、主に若者向けの低価格〜中価格帯ブランドとして展開してきた。販売台数は年間7,000万台を超える。Huawei全体の約3割に相当する。
売り先は「Shenzhen Zhixin New Information Technology Co., Ltd」。Huaweiの販売パートナーなどが設立した新会社で、30を超える代理店やディーラーがこの買収を提案したという。
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今晩はNVIDIAやBilibiliの決算が発表されます。決算シーズンは落ち着いてきましたが、重要どころはしっかりチェックしていきます!
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