おはようございます。 2024年は地震や衆院選、米大統領選、バブル期以来の円安水準など色んなことがありました。個人的には日本の名目GDPが第4位に転落したこと、鳥山明さんが亡くなったこと、子供が生まれたことが大きかったです。この文章も生後半年の息子をあやしつつ書いていますが、嬉しそうに顔を手で掴まれました。
開示資料より作成
今回取り上げるのは、SBI証券などを傘下にもつSBIホールディングスだ。
SBI証券は国内最大のオンライン証券会社として知られてきたが、今では野村證券より口座数が多い。加えて近年は、SBIグループ全体として銀行事業の強化にも本腰を入れてきた。
記憶に新しいのは、買収によってグループに加わったSBI新生銀行。昨年新規上場を果たした住信SBIネット銀行もある。現在ではSBIグループ全体として、最も利益規模が大きいのが銀行事業である。
Finboard
大手自動車メーカーのホンダと日産が12月23日、経営統合に向けて協議を開始したことを発表。各所で大きな話題を呼んでいる。三菱自動車についても協議に加わるかを検討し、来年一月末をメドに判断する見込みだ。
ホンダの三部敏宏社長は「経営統合そのものを(現時点で)決定したものではない」と強調。やはり来年一月末をメドに、経営統合の可能性について方向性を出すことを目指し、議論を深めていくと言う。
三社は来年6月までの最終合意を目指しており、合意に至った場合には日産・三菱は再来年8月に上場を廃止。持ち株会社に移行することになる。
協業自体は、今に始まった話ではない。2024年3月には協業を検討していることを発表。8月には三菱自動車も加わり、正式な協業開始が公に。ソフトウェアプラットフォームの共同開発と、EVの基幹部品、車両の相互補完などが協業の焦点だ。
今回取り上げるのは国際送金を扱う米国企業、International Money Express(以下、インターメックス)だ。
インターメックスは1994年に創業。前身となる「Intermex Wire Transfer, LLC」を現ボードメンバーの一人であるジョン・リンコン(John Rincon)が設立。2006年まで社長兼会長を務めた。
2017年にはニューヨークのPEファンドであるステラポイント・キャピタルが買収。その翌年にSPACとの合併による上場を果たした。主に北米からラテンアメリカ、カリブ地域への送金ビジネスを中心に成長してきた企業だ。
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