おはようございます。 先日、友人の言で「Arc」というブラウザを使い始めたのですが、思いのほか快適です。いくらか慣れは必要ですが、Webサイトがネイティブアプリのように輝いて見えます(個人の感想です)。運営元のThe Browser Companyはつい先日、評価額5.5億ドルで5,000万ドルを調達しています。
開示情報より作成
株式市場における急騰銘柄として、最近よく目にする企業の一つが「マイクロストラテジー」だ。同社の業績を見ると、気がつくことは二つある。
まず一つは、売上が減少の一途をたどっていること。もう一つは、2021年から2022年にかけて巨額の損失を計上していることだ。2023年にも売上高は6億ドルに満たないが、時価総額は260億ドルを超えている。
どう見ても業績が悪いにも関わらず、どうしてこれほどの時価総額がついているのか。答えは極めてシンプルで、大量のビットコイン(21万BTC)を保有しているためである。
開示より作成
ワークマネジメントツールのAsanaが3月11日、2023年11月〜翌1月期決算を発表。売上高は前年比14%増の1.7億ドル、営業損失は6,800万ドルの赤字だった。
AsanaはFacebook共同創業者のダスティン・モスコヴィッツ氏が創業。今なおCEOとして手綱を握り、「売上と損益がともに期待を上回った」と胸を張る。
しかし、現在の株式市場はそう甘くはない。同社の株価は2021年のピーク時から七分の一以下に沈んでいるが、決算発表後の時間外株価も弱含んだ。時価総額は目下42億ドルだ。
モスコヴィッツ氏は2024年末までにフリーキャッシュフローの黒字化を実現することを宣言。売上成長を加速するための打ち手も明らかにした。今回の記事では、そんな同社の近況について紹介する。
新興ハンバーガーチェーンのシェイクシャック(Shake Shack)が業績の復調を続けている。2月半ばに発表された2023年通期決算は、売上高が21%増の10.9億ドル。営業損益は4年ぶりの黒字化を果たした。
株式市場での評価も高まっている。2022年にはすっかり見放されたような様相を呈していたシェイクシャックだが、そこからの株価は二倍以上に上昇。時価総額は目下44億ドルに拡大している。
フランチャイズ店での販売高を含めたシステムワイドセールスは前年比24%増の17億ドルに拡大。2012年から同社の経営を率いるランディ・ガルッティCEOも「変革的なマイルストーンを達成した」と自信を見せた。
開示資料より作成
IT企業のハンモックが3月7日、東証グロース市場への新規上場を承認された。上場日は4月11日を予定している。
ハンモックは1994年、高田馬場にて創業。日本IBM出身の若山正美氏が創業し、2018年に若山大典氏が社長を引き継いた。IT資産管理ソリューション『AssetView』を主に展開する企業だ。
業績は2021年3月期に赤字に落ち込んだが、その後は回復。2023年3月期の売上高は40億円、経常利益は5億円を超えた。想定発行株価と上場時発行済株数から計算した想定時価総額は89.8億円となる。
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